特に木工においては、桐婚礼箪笥などの生産などが非常に有名です。
そもそも「桐」ってご存知ですか?
桐というのは日本人には馴染みも深く、歴史でいうと平安時代から使用されている材料です。
中国では音響をよくする性質をもっていることから、琵琶や琴などの楽器の材料として使われてきました。
日本人は単なる楽器としてだけではなく、家具にも使用してきました。それは日本の高温多湿の気候風土と、この吸湿性・通気性のある桐を結びつけ着物や衣類の収納箱を作りました。
また、海外旅行時に必要なパスポート、首相が発表する際に使うステートメントデスクの正面にも
桐の紋は使われております。
昔から女の子が生まれると桐の苗を庭先に植え、20年後にお嫁に行くときにその木を切って嫁入り箪笥を作るという風習まで生まれたほどです。
最近では桐以外にもパイン・ホワイトウッド・杉などの材種も増やし、中国だけでは無く欧米、国内などより材種を増やし小売店様、通販、木箱生産会社、建材メーカー様など様々なお客様の対応に応える為に日々努力を惜しまず励んでおります。
私の担当は「DIYチーム」のリーダーとして、日本全国のホームセンター様、通販業態様向けに商談、商品開発をおこなっております。
商談においては、輸入貿易を中心に国内デリバリーを含めた、様々な提案をさせていただいております。
また、良質の商品を安定的に仕入をするために中国へ定期的に訪問し、商談・打合せをおこなっております。
DIYチームは現在3名で、皆さんが良く使われているホームセンターなどに商品を並べてていただける商談などを中心に、北は北海道から、南は九州まで走り回っております。
最近では1人で中国へも出張をする機会が増え、分からない中国語で悪戦苦闘をしております。
しかし、お客様と一緒に考えたものが形になり商品となって販売された時の喜びはたまりません。
逆に市場に商品として出す訳ですから、品質には一番に気を付け責任を持って対応しております。
人と話しをすることが好きな私は、全国の様々な業種の方々とお会いし「出会い」というのを大事に思い仕事関係というより、人間関係を作ることを心掛けております。
私は途中入社の現在6年目ですが、ホームセンター営業歴は20年以上関わっており今までお会いした方々とも連絡を取り合っております。同業種、異業種問わず仕事以外においても情報を交わすことで自分自身の成長にもつながっていると思います。
お客様が商品を購入され、笑顔になっていただけるような良質の商品を今後一緒に作り上げていける方、また新しいものにチャレンジしていこうと前向きに考えている方との「出会い」を楽しみにしております。