(株)アイピーシーは、その「木」に関連する商品を、世界各国から輸入し、国内外の様々な御客様に販売している企業です。
当社は、広島県府中市に有り、木工、繊維、機械関連、など、多種多様の産業が集積 している、「ものづくり」の盛んな地域にて、創業50周年を迎えました。
業界の中では、社長以下、皆年齢も若く、まだまだ、成長の可能性がある企業です。
私の担当は、「資材チーム」のリーダーとして、海外の有名な木材生産企業と商談し、資材開発や、輸入交渉等の業務を行っています。
主要な取引先は、スウェーデン、カナダ、ラトビア等、林業の盛んな国で、海外出張も有ります。
日常的な業務は、メールや電話にて、海外企業との商談や、商品の打ち合わせや、新規仕入ルート(国も含めて)の開拓、マーケティング等を行っています。
初めて北欧に出張した時は、ストックホルムの空港に夜中一人で到着し、タクシーをなんとか捕まえて、ホテルまで辿り着いたのですが、後で、タクシ-運賃を聞くと、通常の3倍も請求されていたことが判りました・・・。
フィンランドで、レンタカーを借り、慣れない左ハンドルとミッションの為、何度もエンストしながらも、地図を頼りに、なんとか目的の工場に辿り着き、交渉成立したとも有ります。その道中は、映画に出てくるような非常に綺麗な景色だったことを、今でも覚えています。
その後、通称バルト三国(ラトビア、エストニア、リトアニア)と呼ばれる地域にも、
新規工場の開拓を目的に訪問しましたが、国境の検問所の大渋滞で、夜中の3時頃まで、
車中で身動き取れなったこと等、ハプニングも多々有りました。
又、カナダに出張に行った際は、休日を利用して、サーモンフィッシングを楽しんだりもしました。雄大な景観と、ひどい船酔いは、今でも忘れられません。
中国では、白酒(パイチュウ)という非常に強いお酒が有り、商談を兼ねた会食で、酔い潰れることも有りました。(今もですが・・)
インドネシアでは、自分の予想よりはるかに立派な工場設備が完備されていることに驚愕したり、シンガポールの非常に発展している光景を見るだけでも、大変自己啓発されます。
又、近年は、欧米の資材を、中国企業に販売するという、三ヶ国間貿易の業務も行っており、仕入れだけでなく、販売業務も兼ね、中国へも定期的に訪問しています。
国内外でも共通することなのですが、私達の業務は、人と人との出会いや、繋がりにより生まれ、発展していくものだと確信しています。
企業間の取引が無くなっても、担当者通しの人間関係が続くようなコミュニケーションを取るよう、常に心掛けています。
海外とのコミュニケーションや貿易業務に興味のある方、語学力(これは必要条件では無いですが)を活かした仕事に携わりたい方、又、色々な事に興味が持てる方には、十分に能力が発揮出来る環境が整っていると思います。
又、冒頭の「温かみ」というイメージは、社員の性格にも表れており、相手を思いやり、相互協力が出来るメンバーが集まっていると自負しています。
昼休憩は、皆で野球をしたり、定期的な食事会を行ったり、社員旅行も有り、非常に家族的な環境の下、日々、与えられた責任を遂行するよう努力しています。
今からは、世界基準で、常に変化していく環境に順応していく能力が必要になってくると思います。
私達と一緒に、新しい「もの・ひとづくり」を、グローバルな視点から、自主的に、且つ、楽しく行える仲間に出会えることを期待しています。